本日もあんぱんを作っているTON(@AntopanMorinari)です。
この記事では中種法で用いて作るあんぱんを紹介します。
【中種】
- 強力粉 70g
- インスタントドライイースト 2g
- 砂糖 3g
- 水 40g
【本捏ね】
- 強力粉 30g
- 塩 1.5g
- 砂糖 15g
- スキムミルク 2g
- 水 10g
- 卵 10g
- 無塩バター 10g
- 粒あん・十勝 大粒大納言 35g×4個
大納言あんぱんを作る前に
![中種法の工程](http://antopan.net/wp-content/uploads/2022/04/1060c1a3a9cbbbb0a9af1f765dd7661d.png)
- 今回のあんぱん作りの製法は加糖中種法(上記参照)
- 作業時間は約4時間半※中種発酵で常温で中種を捏ねた後、90分ほど生地を寝かせる為、ストレート法より時間を要します
- 前準備として餡子は事前に35gで計量して丸め、冷蔵庫で冷やしておくと成型しやすくなります。
加糖中種法あんぱんの作り方
【中種作り】
HB(ホームベーカリー)の捏ね機能で生地がまとまるまで捏ねる
捏ね時間の目安として5分~8分程度
【中種完成】
生地が完成したらタッパーに生地を移し、常温で90分もしくは冷蔵庫で8~12時間ほど保管する
※今回は時間の都合上、前日に中種生地を作り10時間ほど冷蔵保管しました
【本捏ね生地】
- 本捏ね生地の材料を中種と一緒に入れて20~25分ほど捏ねます
- 途中、生地がまとまっているか確認する
※生地がまとまらない場合は、生地がまとまるよう都度、手を加える
※それでも生地がまとまらない時は強力粉を少量加える(自分の時がなかなか生地がまとま らず強力粉を加えて生地をまとめました)
【一次発酵】
ボールに生地を移し、ラップを被せます。約30分程、生地を常温もしくはオーブンレンジの発酵機能で生地を発酵させます。
【成型】
生地を47gで分割。ラップを被せて15分ほどベンチタイムを取ります。
【分割・成型・ベンチタイム】生地を47gで分割する成型では丸型に成型。ラップを被せて15分ほどベンチタイムを取ります。
【成型】
綿棒で丸型に伸ばし終わると事前に丸めて冷蔵保管していた餡子を乗せ餡子を生地で包むようにして生地を閉じる閉じ目は下にします。
【二次発酵】
- 鉄板にクッキングシートを敷き、パンを置きます
- 乾燥を防ぐ為に生地の上にラップを軽くかぶせて、1時間ほど発酵
※オーブンの発酵機能を使用
![](http://antopan.net/wp-content/uploads/2023/04/IMG_4700-scaled.jpg)
【焼成】
- 二次発酵終了後、ラップを剥がして生地の上に塗り卵を塗り、黒ゴマを中心に軽く押し付けます
- オーブンレンジは180度で予熱し、10分焼成する※今回は11分焼成
加糖中種法あんぱんの完成!
![](http://antopan.net/wp-content/uploads/2023/04/IMG_4704-scaled.jpg)
焼成中、オーブンレンジ内を見ると生地自体にボリュームがなく出来上がりを心配しましたが、ちゃんと出来上がりました(´Д⊂ヽホッ・・・
パン生地は柔らかくしっかりあんぱんしていて美味しかったです。
加糖中種法あんぱんで使用した餡子の評価
商品名 | 茜丸粒あん(十勝・大粒大納言500g) |
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餡子の味 | |
生地との相性 | |
コスパ |
低糖度の餡子と言うだけあって餡子自体はあっさりしていて、後味も残らない感じでした。あっさり好きの方や糖分を気にされている方にはススメです。
パン生地の風味などの良さを出したい人には向いている餡子だと思います。個人的にも後味が残らない点においては食べやすいパンに仕上がったと思います
パン以外にもどら焼きなどにも使用できそうです。低糖質の餡子の為、今度はふすま粉にマッチさせて低糖質パンを作ってみたいと思います。