本日もあんぱんを作っているTON(@AntopanMorinari)です。
久しぶりに家でパン作りをしていましたが、とうとう恐れていたことが起きました。写真はアンパンですが見た目通りほぼ生地が膨れていません!
そして、原因を思い返して辿り着いたのがイースト菌でした。
それもそのはず、このアンパンに使用したインスタントドライイーストは購入してから約2年経過しています。
さすがにイースト菌は死んでいた(もしくは弱っていた)んでしょうね。
こんなことならイースト菌が使えるか確認すればよかったです。
なので、今回は「インスタントドライイーストが使えるか確認する方法」についてお話ししていきます。
家に1年以上経過したインスタントドライイーストがあり、久しぶりにパン作りをしようと思っている方
インスタントドライイーストとは?
- 予備発酵なしで粉に直接混ぜ込んで使用する
- 賞味期限は約2年と長い
- 顆粒状のイースト
- 発酵力が強く生イーストの3分の1の量で良い
- イーストの中で扱いやすく初心者向け
イーストはパンの材料(小麦粉や砂糖の糖分)を餌にして、生地を膨らませるだけではなく、香りや風味を出す役割があります。
また、イーストは「生イースト」「ドライイースト」「インスタントドライイースト」の3種類がありますが、インスタントドライイーストは1番扱いやすく初心者向けのイーストです。
インスタントドライイーストが使えるのか確認した方がいいパターン
パンを作る前にインスタントドライイーストが使えるか確認した方がいい場合を書いていきます。
- 開封して1年以上経過
- 前回のパン作りから期間が開いている
- 夏場に常温保管した(冷蔵・冷凍庫に入れ忘れた)
インスタントドライイーストは賞味期限は2年となっていますが、保管状況や扱い方で期限を縮めてしまう恐れがあります。
また、イースト菌は気温が25度くらいが働きが活発になりますが、40度を超えるとイースト菌の働きが弱くなり、60度で死滅すると言われています。
悪い例になりますが、過去に夏場の仕事場でイーストを出したまま家に帰り、翌日使ったらパンが膨れず、イーストが死滅していた経験があります。自宅では、そこまで気温が高くなることはないですが確実にイースト菌に悪影響を与えると思われます。
インスタントドライイーストは扱いやすいイーストではありますが、温度管理が重要です。そして、可能であれば開封したら早く使い切るように心掛けましょう。
イーストチェックの方法
ここではイースト菌が生きているのか確認する方法についてお話ししていきます。
①ぬるま湯(35度位) 100㎖
②砂糖 小さじ1
③セミドライイースト 小さじ1
- 上記材料をコップの中で混ぜて10分ほど待つ
- ブクブクと泡立ってきたらイースト菌が活動しているので大丈夫です!
- もし、泡立たない時は残念ですが諦めましょう。
ぬるま湯の中に砂糖とイーストを入れて混ぜます。
10分ほど待つとイーストが発酵活動を行い、表面が泡立ち始めます。
あくまで目安ではありますが、「泡立つ=発酵活動をしている」と言う意味になります。
まとめ
- 開封したら早めに使う
- 自分にあった量のイーストを購入する
- 不安な時はイーストチェックを行い確認する
- 夏場は冷蔵・冷凍保管を行う
扱いやすいインスタントドライイーストですが、開封したら出来るだけ早めに使い切りましょう。また、自分が使う量を把握して自分にあった量を選ぶことも重要です。
私自身は125g入りを使いきれなかった為、今は割高になりますが3gの小分けタイプを使用しています。
もし、長くイーストを使っていなくて不安な方は、是非、イーストチェックを行って確認をしてからパン作りをしましょう。